<2012年度> >>>過去年度一覧

《3月26日》
 第一回卒業証書授与式

3月19日、本校の第一回の卒業証書授与式が行われました。
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本校の一期生として、2名の児童が本校を離れ、
新しい世界へと旅立って行きました。

2人の6年生はこの日に向けて、テーマ学習の集大成として
1月から卒業制作を進めてきました。
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この卒業制作は自分の過去・現在を見つめて、未来への夢を語るというものです。
「医者になりたい」「環境保護に関わる仕事をしたい」という
2人のそれぞれの夢について語ってもらいました。

 

在校生側もお世話になった2人のために
どんなことができるのか考え、この日まで準備を進めてきました。
一つ目は、2人の好きなものをこっそり聞き出し、
卒業記念品としてプレゼントすること。
あわせて、児童会の提案で、みんなの寄せ書きした凧もプレゼントしました。
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二つ目は、全員が一言ずつお祝いの言葉を言い、手紙を渡すこと。
児童数が少ない本校だからこそできる、心温まる場面となりました。
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三つ目は、「思い出の塔」づくり。
二年前の芸術祭で、ふたりがリーダーのグループで作った、
「富士山」と「ロンドン塔」の形をした塔に
今までの写真を貼り付け、思い出を振り返られる塔を作りました。

みんなの思いがつまった卒業式となり、
在校生も卒業生も、また臨席した大人も
時折涙ぐんでしまうほど、感動的な式でした。
2人には、本校で培ってきたものを糧として
新しい世界で大きく羽ばたいてほしいと願っています。
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《3月26日》
 3月のくらし

3月2日のくらしのタイトルは「ひなまつり」。
ひなまつりの料理として、五目ちらしをみんなで作りました。
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この五目ちらしの材料には、前回のくらしで作った干し野菜を使いました。
また、合わせ酢作りは配分が難しかったようですが、
上級生が分量を細かく計りながら、上手に仕上げていました。
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今回のもう一つの目玉が、「茶道体験」。
昨年度子どもたちが作った抹茶茶碗を活用して、
自分が作ったお椀で、お茶を頂く貴重な体験となりました。
いつもは元気にかけまわっている子ども達も
この日は礼儀正しく、静かにお茶を頂くことができました。
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今回が今年度最終のくらしの時間。
6年生にとっては最後のくらしの時間でした。
今までの活動を振り返り、次年度の活動に希望を抱いて締めくくりました。
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《3月26日》
 森の芸術祭

2月16日土曜日、本校にて三学期の一大イベントである、
『森の芸術祭』が行われました。
子ども達はこの日に向けて、
テーマ学習「希望」の1,2月のテーマ『表現する喜び』の活動の一環として
さまざまな準備を進めてきました。

芸術祭の目玉は2つあります。
一つ目が、アート作り。
毎年子どもたちがタイトルを決めて、
そのタイトルにそって、学校の一部をアートにしていきます。
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今年のタイトルは「ジャングル」。
子ども達の持つ「ジャングル」のイメージを元に、
動物や鳥を作ったり、ツルをぶらさげたり、いろいろな表現が成されました。
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二つ目は、舞台表現。
これは、一年間のテーマ活動の中で
唯一、学年単位で準備が進められる活動です。
「学年ごとに、舞台上で発表すれば、何をしても自由」というルールなので
学年のカラーが顕著に表れる活動でもあります。

一年生は「くまくんのたんじょう日」の劇。
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二年生は「じごくのそうべい」のペープサート。
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三年生は「青ずきん」の劇。
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四、五年生は「大造じいさんとガン」の影絵。
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笑いあり、感動ありで、どの学年も見どころにあふれた発表をしていました。

今回の行事が、新児童会にとっては初めての一大イベントということで
児童会長・副会長などの子ども達にはプレッシャーが大きかったようです。
しかし、これを乗り越えて、また一つ自信をつけたようにも見受けられます。
彼らを中心に、この一年間、この学校を大いに盛り上げてほしいと思っています。

 

 

 

 

 

《3月26日》
 2月のくらし

2月9日のくらしのタイトルは「保存食」。
畑で食べ頃を迎えたダイコンやニンジンなど、
冬の旬の野菜をおいしく頂くと共に、それらの保存方法を、
先人のくらしの知恵として学ぶことが今回の目的でした。

今回保存食として作ったのが、『みそ』と『干し野菜』でした。
『みそ』は、煮て柔らかくなった大豆を自分たちで踏み、
麹と塩を混ぜ合わせて、樽に仕込んで行きました。
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『干し野菜』は、ダイコン、ニンジン、しいたけ、凍らせた豆腐を適当な大きさに切った後、
ござや干しかごに干して、後日その経過も観察していきました。
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『干し野菜』は、数日経つとみるみるうちに小さくなっていく様子に
子ども達は驚いていました。

今回のメニューは冬野菜と保存食がいっぱい。
ご飯に味噌汁、ふろふきダイコン、おひたし、焼き魚。
焼き魚はアジの干物を使いました。

食後、今日作ったみそと去年作ったみその食べ比べをしました。
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多くの子が、去年のみその方が食べやすいと感じたらしく、
「発酵の力」のすごさを感じることができていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

《2月13日》
 『七沢希望の丘アワー』

2月16日土曜日、本校にて『芸術祭』が行われます。
そこで、3年生の国語の授業の一環として
芸術祭の紹介をするラジオ番組を作ってみました。

どんな内容を話すかみんなで話し合い、
役割分担をして、原稿を作り、8日に収録を行いました。
内容によっては他の学年の子にインタビューを行っている部分もあります。

収録をしてみて、3年生の多くの子が
『いつも聞く声と、録音した声が違う』ことに、大変興味を持っていました。

3年生の力作をぜひ聞いてみてください。

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《2月13日》
 凧揚げ大会

1月27日、相模川の河川敷で、凧揚げ大会が行われました。
この日に向けて、子どもたちは、図工の時間に
横約60cm・縦約90cmもある長方形の大きな和凧を作り上げてきました。
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当日は風が弱く、時より無風になってしまうほど凧揚げに向かない日となってしまいましたが、
時より風が強く吹いた時を狙って、親子で協力して凧を大空高く揚げていました。
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お昼ごはんも親子みんなで頂きました。
その際、保護者会エスポワールより、豚汁と甘酒もふるまわれ、心も体も温まりました。
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最後には、みんなでデザインを考えた大凧も
短い時間でしたが、子ども達みんなで空に揚げることができました。
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親子でふれあう、和やかなひと時となったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

《2月13日》
 新年祭(もちつき)

1月24日、本校にて新年祭が開催されました。
当初は17日に行う予定でしたが、インフルエンザの流行による学校閉鎖で
24日に一週間遅れで開催されることになりました。

新年祭に向けて、前日から、
①もち米の準備をする担当、②かまどの準備をする担当、③豚汁の準備をする担当に分かれ、
もち米をといだり、薪を準備したり、野菜を収穫して下ごしらえをしたりしました。
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当日も、前日と同様の分担で、もちつきの準備と豚汁作りが進められました。
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もちつきの準備ができた後は、もちつきの開始。
グループごとにもちつき体験をしていきました。
もちつき体験の後は、自分たちがもちつき体験したもちを、自分たちでちぎり、
餡子餅、きな粉餅、ゴマ餅、辛味餅に、自分たちの手で味付けしていきました。
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それと共に、お世話になっている地域の方へのお配りや、豆もち・のしもち作りも行いました。
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もちつきが終わると、みんなで会食。
自分たちがついて、自分たちが味をつけたもちを、子どもたちはたくさん食べていました。
そして、今年の豊年と七沢希望の丘の繁栄をみんなで願いました。
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尚、保護者の多数の方に、当日お手伝い頂きました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

《1月18日》
 12月のくらし

12月1日のくらしのタイトルは「世界の食文化」でした。
テーマ学習『希望』の11,12月のテーマ「さまざまな文化」のなかで、
グループごとに国を決め、特徴を調べる中で、日本の文化との共通点や相違点を知り、
世界のさまざまな文化に目を向ける学習をしました。
今回のくらしは、その取り組んでいる国の食文化に注目して理解を深めようというものでした。

調べていた国は、
Aグループ イタリア、Bグループ ロシア、Cグループ メキシコ、Dグループ ドイツです。
まず各国3つずつ、自分たちが作りたい料理の候補に挙げました。

イタリア・・パスタ、ピッツァ、ジャムのクロスタータ

ロシア ・・ガルチョーク、ピロシキ、ペリメニ

メキシコ・・タコス、チキンスープ、サツマイモの甘煮

ドイツ ・・白いソーセージ、ジャガイモのポトフ、紫キャベツの酢の物

知っているものも、聞いたことだけはあるようなものもあります。これををもとに、
栄養面を学習している5,6年生が主食、主菜、汁物、おやつの4種類が揃うように選び、
イタリアはピザ、ロシアはペリメニ、メキシコはさつまいもの甘煮、ドイツはポトフをつくることになりました。
いよいよ、各グループが自分の国の料理開始です。よく役割分担を相談してから始めます。

ピザ生地やペリメニの皮も手作りです。
ピザは食べたことはあるでしょうが1~10まで手作りするとなると真剣。
生地づくりは昨年度経験したことのある上級生がリードして12枚がんばりました。
トッピングも12枚分に振り分けて見事に見た目もきれいに作り上げました。
 

「ドイツでよく食べるのはね、ポテトとキャベツの酢の物とソーセージ」
とドイツのおばあちゃんと過ごす経験をもつ子の話をもとにメニューを検討していたこのグループ。
この経験通り、ドイツでよく使われる食材のポテトとキャベツ、ソーセージが入るポトフを作りました。
野菜を大人数の量を一生懸命切りました。ポトフの味つけはコンソメと塩コショウです。
野菜スープとして味は皆に馴染み深かったようです。
 

ペリメニは強力粉を練ってうすくのばした皮に肉団子を詰めたもので、
私たちになじみの深い餃子にそっくりです。モンゴル地区にあった料理がもとで、
ロシアにペリメニ、中国に水餃子として広まっていったと考えられているとか。
ロシアでは、サワークリームやバターで味付けるそうで、
サワークリームを付けてみましたが、好みはばらばら。
「おいしい」という子もあれば、なじみがないので恐る恐る口に運ぶ子も。
なんとポトフのスープに入れて食べてみる子があり、「おいしいよ」と。
まさしく水餃子またはワンタンのようでした。

さつまいもの甘煮は日本だってあります。メキシコと日本の九州の緯度はちょうど同じくらい、
さつまいも、黒砂糖といった同じような作物が採れるのもわかります。
しかし、ちがっていたのは、そのとても濃い甘さとメキシコ特産のライム風味。
食後の感想にも、甘煮の甘さに驚くものがたくさんありました。
学校ではさつまいもの収穫の後、給食に芋料理がいろいろ出ていたので、
普段口にする物との味付けの違いがよくわかったようです。
 

さて、最後に今日の振り返りです。
振り返りシートを書きながら「おいしくたべたんだけど、なんだかしょうゆ味が食べたくなった。」とか、
「おなかいっぱいなんだけど、なんだかいつもと違う感じ・・・」「おなかと頭の中が違っちゃってる。」
「今日はご飯がなかったんだね。」と話す声が聞こえてきました。
子どもたちが書いた振り返りシートの一つには

『日本と違う国の料理を食べられてよかった。
 外国の料理は、いつも食べているものと違う味でおいしかった。違いの多くは味だった。』

とも書かれていました。
普段の自分たちのとっている食事、初等学校の和食中心のいつもの給食との違いを十分感じていたようです。
 

 

 

 

 

 

《12月7日》
 11月のくらし

11月17日に行われたくらしのタイトルは「収穫への感謝」。
稲刈り、脱穀を経て、今年の新米をいただけることとなりました。
そして、学校の畑でも、サツマイモなどの秋野菜の収穫ができました。
こうした秋の恵みを感謝していただき、味わうことが今回のテーマです。

また、稲刈りにも多数の保護者の皆様にお手伝いいただきましたが、
日頃お世話になっている保護者のみなさんをお招きして、
いっしょに活動し、そして一緒にお食事をいただくのも今回のテーマでした。

メニューは、塩むすび、つみれ汁、大根のたまり漬け、春菊のおひたし、焼き芋。
焼き芋のサツマイモや春菊、かぶなどは学校の畑で収穫したものをつかいました。

最初に、つみれ汁を子どもたちみんなで作りました。
つみれはサンマの切り身を包丁でたたいて作っていきましたが、
つみれが魚の姿から変わっていって出来上がることに驚きを感じている子もいました。

その後、保護者のみなさんも交えて、塩むすびづくり。
『おにぎりを結ぶのは初めて』という子どももいましたが
この「くらし」の授業を親子でできる機会はなかなかないこともあり、
塩むすびづくりも、そのあとの食事の時間も、楽しく和やかな時間となったようです。
  

お忙しい中、今回の「くらし」に参加して下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

《12月7日》
 稲刈り、脱穀

10月25日、学園で借りている田んぼで、稲刈りが行われました。
子どもたちが、6月に田植えをし、9月に案山子をたてるなどしてきた田んぼには
大きな稲穂がたわわになっていました。

今回の稲刈りでは、田んぼの一部分を除いて
その多くの部分を、学校の児童と、姉妹園の七沢幼稚園の子ども達、
そして、保護者のみなさんの手作業で進められました。
  

そうして刈られた稲の多くはその場で脱穀され、
残り約100束ほどを学校に持ち帰り、校庭脇に子供たちの手でかけ干しにしました。
  
かけ干ししたた稲は、11月13日、子どもたちの手で脱穀しました。
『足踏み脱穀機』を使い、自分たちの力で脱穀機を動かしながら
収穫した稲を脱穀していきました。
  

脱穀された稲は精米され、
今後の給食でいただくこととなります。

現在のテーマ学習のテーマが『さまざまな文化』。
こうした農業勤労体験を通じて、日本の農耕文化の特徴やよさを感じてもらい、
それを世界の文化の理解にもつなげていきたいと思っています。

最後になりますが、稲刈りのお手伝いに参加して下さった保護者の皆様には
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

 

 

《12月7日》
 修学旅行

昨年度から準備してきた本校初の修学旅行は大成功に終えました。
児童の手で一から作り上げた修学旅行、
対象学年・行先・宿泊日数・見学場所・食べるものまで全て児童が相談し選びました。

児童が決めた行き先は「広島」。
そこで今年の修学旅行のメインは平和記念公園と厳島神社か、と考えてしまうところですが、
しかし、児童にとっては全て自分たちで選んだ場所、その一つ一つに
世界遺産と同じくらいの想い入れを一人一人が持っていたのです。
ご飯は雑誌で調べた地元の有名なお店、見学地も地元の人の勧めで追加、
転校した児童との再会、どれも児童にとって欠かすことのできない大切な思い出となったはずです。

現在学校では修学旅行の写真を展示しています。
また、12月17日14時より修学旅行報告会を行う予定となっています。
旅行の詳細につきましては、当日の児童の表情や言葉から受け取ってほしいと考えています。
お忙しいとは思いますが、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

《10月26日》
 10月のくらし

10月20日に行われたくらしのテーマは「秋を味わう」。
事前に5、6年生が家庭科の時間に秋の味覚や畑での収穫物を
ふんだんに使ったメニューを考えてくれました。

メニューは、大根菜っ葉のふりかけごはん、
きのこたっぷりの豚汁、サンマ、スイートポテトです。
大人にとっては「和洋ミックス?」と思うメニューではありましたが、
上級生が、栄養のバランス等も考慮しながら一生懸命考えてくれたメニューでしたし、
食べてみるとさほど違和感を感じないメニューとなりました。

サンマは、校地内で台風等で倒れたヒノキを薪として、外で焼きました。
そのはじめに行われたのが、マッチを使った火起こし講座。
最近の子どもたちはなかなかマッチを使う機会もないので
マッチを使うのに悪戦苦闘していました。
ただ、活動後の振り返りシートを見ると火起こしに関するコメントが多く、
子どもたちの心には深く刻まれたようです。
  
その後、グループごとに役割分担をして各メニューを作り上げ、
できたごはんは、青空の下、校庭でいただきました。
  
  
  
外で食べるごはんは、格別おいしく感じられたようです。
自然の恵みやメニューを考えてくれた上級生に感謝しつつ、
みんなサンマもきれいに食べることができていました。

 

 

 

 

 

《10月19日》
 七沢希望の丘プレイデイ

去る10月13日土曜日、本校の運動会にあたる
『七沢希望の丘プレイデイ』が行われました。

今年は、その準備期間も晴天に恵まれ、
当日も、快晴の空の下、子どもたちはキラキラといっぱいの輝きを放ちました。

このプレイデイに向けて、約1か月余り、
体育やテーマ学習『希望』の時間を中心に、さまざまな準備を進めてきました。

本校のプレイデイは、その小さな校庭を活用して、
学年の壁を越えて、みんなで活躍できる種目を多く設定しています。
その種目設定も、児童全員へのアンケートを基に、
6年生が中心となって行いました。

本校のプレイデイの目玉種目といえば、
『創作ダンス』と『ピタゴラリレー』の2つです。

『創作ダンス』の今年のテーマは「自然のファンタジー」。
今年も、ダンスはもちろん、物語づくりから音楽選びまで
全て子どもたちの手で進められました。
  
すべてのダンスが完成するのに前日までかかってしまいましたが、
当日にはすばらしいダンスを披露してくれました。
  

後日の反省のなかでは、自分たちのダンスの映像を見て
達成感を感じつつも、その出来やここまでの過程への課題点を指摘していました。

年々、創造力も、身体で表現する力も、
みんなで作り上げる力もついてきています。
来年はどのようなダンスを見せてくれるのか楽しみです。

『ピタゴラリレー』の今年のお題は、
「パチンコ方式で発射された玉の力をもとにして、4m先の風船を相手のチームよりも先に割る」というもの。
プレイデイまでの『希望』の時間を中心に、みんなで作戦を立て、装置を作り上げてきました。
  
  
今年はどちらのチームもモーター式の車を使った装置となりましたが、
前日のリハーサルでは、どちらも時間内に成功できず、とても心配されました。
しかし、本番、片方のチームが見事に風船をわることができ、
もう一方のチームも、あと少しで風船をわるところまで行きました。
  
この種目は、装置の仕組みを考える創意工夫力、うまくいくように調整する力、
チームみんなで分担して装置を作り上げるチームワークが大切な種目です。
運動会種目としては異色ですが、とてもやりがいのある種目だと考えています。

そのほか、
友だちと競うだけではなく、自分の記録更新を目指して行われる徒競走。
  
低学年ダンス『ウィッチ』
  
高学年の組体操ダンス
  
全員参加の最終種目、障害物リレーなどが行われました。
  
このプレイデイで使われた、グループ旗、得点板、プログラムなど
すべてが子どもの手作りで、みんなで当日まで作り上げてきました。
  

子どもたちがみんなで作り上げる学校行事を、これからも大切にしていきたいと思っています。
  
  

 

 

 

 

 

《9月14日》
 自由研究発表会

去る9月8日土曜日、自由研究発表会が行われました。

本校では、夏休み中に自由研究を行い、その成果を模造紙にまとめることが
児童全員の課題となっています。
その成果を、全校児童や保護者の前で発表するのがこの自由研究発表会です。

当日は、本校多目的ホールにて、低学年から順に発表が行われていきました。
4年目となる今回、低学年は低学年らしい、ほほえましい発表がならぶ一方、
高学年は、毎年の積み重ねと、日々の成長により、
内容にも発表の仕方にも『深み』が出てきました。
   
9、10月のテーマ学習『夢へのステップ』では
この自由研究のさらなる発展として、
自分が知りたい、やってみたいことを、自分の力で探求していく
『ゆめへの学び』が進められています。
すでに、子どもたちは自分の学びのテーマを決め、
先日、図書館に訪問し、必要な書籍を探してきました。
子どもたちが自分の興味・関心をどのように発展させていくのか
今後とも見守っていこうと思います。

尚、子どもたちの自由研究はもうしばらく多目的ホールに展示しております。
本校にお立ち寄りの際は、ぜひご覧になってください。
 

 

 

 

 

《9月14日》
 校地内清掃

夏休み中の8月25日の午前、学校と保護者会エスポワールの共催で
校地内清掃が行われました。
残暑厳しい日でしたが、児童とその家族、教職員が集まり、
学校の校舎内や窓の清掃、校舎外の草刈りなどが行われました。
途中、休憩時間には「すいか」が、終了後には「かき氷」がふるまわれ、
子どもたちは疲れも忘れて満面の笑みで頬張っていました。
  
参加していただいた保護者の皆様、暑い中ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

《8月26日》
 おまつり

去る7月22日、内田学園創立記念のおまつりが行われました。
このおまつりに向けて、子どもたちは音楽や希望の時間を使って
1か月以上前から準備を進めてきました。

希望の時間では、おまつりで毎年作っているおみこしづくりを中心に準備が進められました。
最初の時間に4グループでそれぞれおみこしのデザイン案を出し合い、
それをもとに、全校児童みんなで話し合った結果、
Dグループが提案した「カブトムシみこし」を作ることとなりました。
また、それと同時に、おみこしの練り歩きの際におはやしに合わせてかき鳴らす
楽器も作ることとなり、おみこしを作る人、楽器を作る人に分かれて作業が進められました。

おみこしを作る子たちはさらに分業をし、
カブトムシ本体を作る子、カブトムシと担ぎ棒をつなぐ止まり木のパーツを作る子、
持ち手を作る子、の3チームに分かれて作業が進められました。
カブトムシ本体は、大きな発泡スチロールの塊を、のこぎりや発泡スチロールカッターで
身体の部分ごとに削り出して作っていきました。
この作業中は発泡スチロールのカスが大量に出て、みんな真っ白になりながら作業を進めました。
  
  
また、止まり木のパーツも発泡スチロールの魚箱をつないだり削ったりして作り、
担ぎ棒の部分は、校地内の竹林から竹を切り出して作りました。

一方、楽器作りをしていた子どもたちは、図書館にあった本などにヒントを得ながら、
思い思いの楽器を作り上げていきました。
ギターみたいな楽器、吹いて鳴らす楽器、叩いて鳴らす楽器など、思い思いの楽器を作っていました。
  
  
おまつり当日は、出来上がったおみこしを担いで、周辺を練り歩きました。
予想以上に大きく立派に出来上がったカブトムシを担いで自信満々に歩く子どもたちが印象的でした。

また、ステージ発表の時間には、合唱と共に、
子どもたちが音楽の時間にみんなで作った掛け声歌も発表しました。
そして、その掛け声歌はおみこしを担ぐときにもみんな歌っていました。
  
そのあとは模擬店で思い思いに楽しむ時間となりましたが、
一通り楽しんだ子たちは、学校で採れた野菜の販売の売り子として活躍してくれました。
  
子どもたちの行事に向かってみんなで活動していくパワーには毎回驚かされます。
夏休みにエネルギーを蓄えて、また新たなパワーや知恵を得て、
二学期の行事でも活躍してくれることを期待しています。

 

 

 

 

 

《8月26日》
 7月のくらし

7月7日に行われたくらしのテーマは、「七夕・夏の収穫祭」。
七夕にそうめんを食べる風習のあるということと、夏野菜がたくさんとれてきたことを踏まえて
そうめんと畑の野菜を使ったメニューをみんなで作りました。

まず、そうめんをゆでたのち、冷まして、とりやすいように丸めていきました。
  
そのあとは、一度畑に行って実った野菜の収穫。収穫と共に観察も少し行いました。
収穫しながらその場で食べたミニトマトの甘さにみなニコニコ顔でした。
  
その合間にはミニプラネタリウムを見てみたり、短冊にお願いを書いて飾ったり。
みんなで書いた短冊はウッドデッキに飾られ、歓声が上がっていました。
  
今回のおまけメニューが「芋餅」。
1、2年生がいつも面倒を見てくれる上級生へのお礼として、こっそり用意してくれました。
 
今学期、計7回くらしの授業を行ってきました。
作業の手順等は伝えつつ、あまり大人は手を出さず、
自分たちで考えながら調理ができるように促してきましたが
上級生を中心としながら、みんなで役割分担をしながら作業を進めることができるようになってきました。

二学期も子どもたちはどんな成長を見せてくれるのでしょうか、楽しみです。

 

《6月29日》
 田植え

6月21日、学園で借りている水田で田植えが行われました。
まずは、学校から水田まで約3kmの道のりをみんなで歩きました。
途中玉川沿いを歩いていると、台風翌日の為増水した川の様子も見えましたし、
川に沿って咲き乱れる紫陽花や、小魚をくわえたカワセミの姿を見ることができました。

水田に着くと、諸注意の後、裸足で水田に入っていきました。
田んぼの泥の中を裸足で歩くのは独特の難しさがあり、
子どもたちは歓声をあげながら田んぼに足を進めていきました。
みんなで一列に並び、2,3本の苗を植えるごとに少し下がる、という作業でしたが
上級生は何年もやっているので慣れた手つきで作業も手早く、
1年生も最初は戸惑っていたもののだんだん慣れ、作業はスムーズに進んでいきました。


途中雨に降られましたが、予定した時間内で作業を終えることができました。
今後は、ひえ抜きをしたり、案山子を作ったりしたのち、秋にまたみんなで稲刈りをする予定です。
そして、作られたお米は、来年給食でみんなで頂くことになります。

尚、今回の田植えでは一部の保護者のみなさんに作業のお手伝いをしていただきました。
ありがとうございました。

《6月29日》
 6月のくらし

6月のくらしは、2回。
前回記事に載せたキャンプの夕食作りが1回目。
2回目は16日に行われました。この日は第一回学校説明会の日でもありました。

この日のタイトルは、『畑の収穫物を使った料理』。
学校園では3月に植えたジャガイモが収穫の時期を迎えました。
また、トマトやキュウリなどの夏野菜も実がなり始めています。
そうした収穫物に感謝をし、大切に扱い、おいしく調理することが主な目的でした。

この日のメニューはコロッケ、ジャガイモスープ、そして豆腐サラダ。
今回も、グループごとに手順表を見ながら
自分たちで作業を分担し、自分たちのグループで食べる分を作りました。
この春からこの形式を導入するようになりましたが、
子どもたちも徐々に慣れ始め、メンバーの割り振りや
リーダーを中心とした協力体制に、さまざまな工夫が見られるようになってきました。

コロッケづくりは初めての子が多く
しっかり手でこねてまとめることや衣付けなどに悪戦苦闘していました。
その一方で、挽肉を炒める作業は、今まで炒め作業を数こなしてきたこともあり、
フライパンさばきに頼もしさも見られるようになりました。

1年生は、サラダづくりの作業をする子が多かったですが
包丁の扱いにも徐々に慣れてきて、上級生のフォローを受けながら楽しんで活動していました。

今回は、料理の作業と並行して、
ジャガイモの主成分であるでんぷんに関する実験が行われました。
1つ目の実験は、ジャガイモからのでんぷんの抽出。
ジャガイモをすりおろした後、数回にわたって濾すと、白い沈殿物が見られました。
2つ目の実験は、いろいろなものにヨウ素液をつけて、でんぷんのあるものをさがすこと。
でんぷんがふくまれるものは、ヨウ素液の色が鮮やかに変わり、子どもたちは目を輝かせていました。
また、実験から意外なものにもでんぷんが含まれていることがわかり、
驚きの表情を見せる子もいました。
「でんぷん」は、6年生の理科で扱われる内容ですが、
食育の観点から、わたしたちのエネルギーの源となっている栄養を可視化してみる、ということで
全学年でこの実験を実践してみました。
『くらし』では、今後もこうした食育にまつわる実験もしていきたいと思います。

『くらし』の活動を繰り返すなかで、
グループごとの調理・片付けなどの作業のスムーズさが少しずつ上がってきています。
また、今回のくらしに対する子どもの振り返りの中で、
「もう少しメニューやその手順を早く知りたい。そして、役割分担の計画をゆっくり立てたい」
といった前向きな意見も寄せられています。
7月の『くらし』の活動では、こうした子どもたちの協力体制の更なる向上を目指しつつ、
今までのクッキングではあまり挑戦したことのない、「茹でる」などの活動に挑戦していきたいと思います。

《6月8日》
 サマーキャンプ2012

6月1、2日の2日間にわたり、宿泊学習『サマーキャンプ2012』が行われました。
本校の宿泊学習の特徴は、「学校に泊まること」と「何をするのか、みんなで決めること」。
全校児童から意見を募集して、実現可能な意見に絞り込み、最後は全校投票で活動内容を決めます。
今年度は、1日目にカヌー体験、2日目に川釣りをすることに決まりました。
(カヌー体験は昨年度に引き続き、2年連続の実施となりました。)

1日目、学校で開村式をしたのち、宮ヶ瀬の湖畔エリアへ。
つり橋から下をのぞくと、カワウがもぐって魚を捕まえている姿が見られました。

湖畔エリアでのフリータイムでは、多くの子どもが小川でおたまじゃくしに熱中。
  
昼食ののち、親水池でカヌー体験となりました。
1,2,3年生はカナディアンカヌー、4,5,6年生は個人用カヤックに乗り込んで
水をいっぱいあびながら、カヌーを楽しんでいました。
  
  
途中天候が悪くなってきたために早めに切り上げることとなりましたが
多くの子どもが「来年もまたやりたい!」と言っていました。

学校に戻ると、夕食作り。
ふだんの『くらし』の授業の応用編として
限られた時間の中でできるメニューを、グループごとに考え、
できるだけ大人の力を借りずに、自分たちの食べるご飯を作り上げました。
  
キャンプのごはんと言えば、飯盒炊爨。
各グループから1人ずつ、担当の児童が仮設のかまどで飯盒でご飯を炊きあげました。
  
メニューから考えて、みんなで作ったご飯は、
その日の疲れもあって、子どもたちはあっという間に食べてしまいました。

続いては、夜の楽しみ「キャンプファイアー」。
今年度は天候への不安から、室内で「キャンドルファイアー」に変更して実施されました。
キャンドルの光は、キャンプファイアーの炎とは違った、暖か味のある火で、
例年のキャンプファイアーとは違った良さを子どもたちも感じていたようです。
  
キャンドルファイアーではグループごとにレクレーションの発表を行いました。
歌を歌ったり、合奏をしたり、ダンスをしたり。
自分たちで創作(?)した物語を発表するグループもありました。
キャンドルファイアーの締めには恒例の打ち上げ花火もあげられ、
子どもたちは感嘆の声をあげていました。

2日目は、ラジオ体操から始まり、朝食作り。
そして、2日目のメインは川釣り。
釣りのための竿は、近くの竹やぶから切り出した竹で作りました。
  
自分の竿を持って近くの日向川に向かい、釣りに挑戦しましたが、
釣り糸が絡まってしまう子が続出。子どもたちには釣りは難しかったようです。

2日目の昼休みは、頑張った子どもたちへのご褒美も兼ねて
毎年この時期子どもたちが楽しみにしている、流しそうめん。

子どもたちは自分の器からあふれるほどそうめんを取って、夢中で食べていました。

今回のキャンプでは5,6年生がとても活躍してくれました。

開村式や閉村式の進行役をはじめ、
グループの下級生をまとめたり、キャンドルファイアーの進行補助をしたりと、
いろんな場面を活躍してくれました。

1年生にとっては、初めての大きな学校行事であり、
また子どもによっては初めて保護者の方と離れて夜を過ごす機会となり、
当日を迎えるまで、不安でいっぱいな様子も見てとれました。
しかし、今回の行事を無事乗り越えることができ、自分に自信を持つとともに、
「自立」への大きな一歩を踏み出せたように感じられます。
これから『希望の丘の子ども』として、周りの人に甘えるばかりでなく、
みんなで行事を作り上げていくメンバーに加わっていってほしいと思います。

《5月25日》
 5月の『くらし』

5月12日の『くらし』では、校地内にある竹藪でとれた筍を使って、筍料理作りをしました。
事前にその週の昼休みにみんなで筍を掘り出しました。
    
もう大きくなっていた筍は、目印棒をつけてどのくらい大きくなるか観察してみましたが
あっという間に何倍もの大きさに育っていて、子どもたちも驚いていました。

この日のクッキングは、グループごとに、グループで食べる分をすべて調理しました。
    
1年生にとってはこの日が初めての包丁づかい。
先生や上級生に手伝ってもらいながら、一生懸命包丁を使っていました。
    
また、この日のメニューは、筍ご飯・春野菜サラダ・野菜スープ・春巻き・柏餅でしたが、
できるだけ教員側が説明せず、手順表を見ながら、上級生を中心に作業を進めていきました。
初めての試みだったので子どもたちにも多少とまどいもあったようですが
上級生が中心となり、上級生のやり方を見習いながら、
どのグループも協力して最後まで作り上げることが出来ました。

5月19日の『くらし』のタイトルは、「みんなの学校<ブランコ><階段>完成パーティー」。
テーマ学習「希望」では、上級生を中心に、みんなの学校をもっと楽しくするために
学校環境をどうしたらいいか話し合い、ブランコづくりと、竹藪の階段作りを進めてきました。
    
そして、それがその週に概ね作業を終えたということで、完成パーティーをすることとなりました。
この日のメニューはパーティーにふさわしいものとして、
子どもたちやその保護者の皆さんに募集して決めました。

まず初めに児童会による完成記念式典。
    

校歌を歌った後、子ども達全員が書いた『作業を終えた感想』が上級生から読み上げられると
子どもたちは、自分の感想が読まれる恥ずかしさを感じつつ、
みんなで作っていたものができた喜びを噛みしめていました。

この日のクッキングは、学年ごとに作るメニューを分けて進められました。
1年生は竹筒フルーツゼリー。
2年生は桜ごはんとあさりのみそ汁。
3年生は竹つくね。
4年生は水菜のサラダ。
5,6年生はアスパラガスとイカのソテー。
    

5,6年生はイカをおろすところから挑戦し、
イカの感触に苦しみながら頑張っておろしていました。
どの学年も、難しい作業は教員の手伝いも受けながら
できるだけ自分たちでできるよう、分担して頑張っていました。
そして、みんなで作った特別な日のメニューをみんなで美味しくいただくことができました。

6月に入ると、学校行事のキャンプがあります。
ここでも、『くらし』の一環で、グループごとに自分たちでメニューを考え、
今度はできるだけ大人の手を借りず、自分たちだけで、自分たちの食べる食事作りをします。
また、3月に学校農園に植えたじゃが芋がそろそろ収穫の時期。
そのじゃが芋を使った料理も、6月にみんなで作っていきます。

 

 

 

 

 

 

《5月11日》
 4月の『くらし』

本年度より、土曜日の授業外活動として行われていたクッキングが

食育を中心とした総合学習、テーマ学習『くらし』として新しくなりました。
調理作業を中心としながら、学校周辺の自然と親しんだり、農園作業をする中で
食事と自然の恵みのつながりについて学び、衣食住の知識を身に付けていきます。

4月14日の『くらし』では、学校周辺の自然探索に出かけました。
しかし、あいにくの雨のため、当日予定を一部変更しての開催となりました。
まず、学校内でロールパンサンドを作り、グループごとに出発。
  
ちょうどヤマザクラが見ごろを迎えて、オオイヌノフグリが咲き乱れているところでした。
途中、近くの自然環境保全センターのビジターセンターで一休み。
上級生が1年生を気遣う姿に頼もしさが感じられました。
  
姉妹園の七沢幼稚園にて、先ほど作ったロールパンサンドでの昼食。
温かいコーンスープもふるまわれて、体も心も温まって学校へと戻りました。
  

4月21日の授業では、「春が旬の食べ物」について学びました。
まず、ヨモギ、セリ、ノビルなど、さまざまな春が旬のものを
学校敷地内の竹やぶや、周辺の農道などで探して回りました。
グループごとに、学校のまわりをかけまわって探していると、
今年は出が遅いといわれていた筍を見つけて掘り返してくるグループもありました。
  

  

続いての調理作業では、学年ごとに作業を分けて準備を行いました。
1,2年生はよもぎ餅づくり。
  
蒸したよもぎを包丁やすりこぎで細かくして、餅に混ぜ込んでいくと
鮮やかな緑色のお餅を作り上げることが出来ました。

3年生は菜の花ちらしづくり。
  
菜の花のつぼみを摘み取り、スクランブルエッグを作り、
ちらし寿司を作って、きれいに盛り付けました。

4,5,6年生は、山椒味噌を作ったり、つみれを作ったり、
すまし汁を作ったりと大活躍。
  
上級生ともなると、料理の手際もさすがのもので、
菜の花ちらしの盛り付けまで手伝ってくれました。

みんなが協力して手際よく作ったものを頂いてみると
春が旬のもの特有のえぐみも感じつつ、みんなおかわりして食べていました。
  

最後に、今日のふりかえりをした後、
子どもの日を前に、みんなでこいのぼりの鱗作りをしました。
  
鱗を張り合わせたこいのぼりは、後日目を入れられ、
先日、みんなであげてみると、風に乗って空を悠々と泳がせることができました。
  

次回の『くらし』では、竹やぶでとれた筍を使った料理を作りつつ、
本校の学校生活にかかせない、竹や筍の成長について
いっしょに考えていきたいと思います。

 

 

 

 

《4月13日》
 始業式、および 平成24年度入学式

4月9日、本校でも平成24年度の始業式を迎えました。
2年生以上の子どもたちは全員元気に登校して始業式にのぞみました。
本校の始業式は、今年度(もしくは今学期の目標)を短冊に認め、
全校児童の前で発表することが恒例となっています。
低学年から順に、一人ずつ元気よく発表していきました。
  
高学年になると、
「リーダーの手伝いをする」
「一年生とも仲良くなって遊ぶ」
「みんなが協力できるグループのリーダーになる」
など、上級生らしい言葉が出てきて、たくましさを感じさせられました。

そして、同日の午後、平成24年度入学式が行われました。

本校の全校児童、そして姉妹園の七沢幼稚園の園児全員で
新しい7人の仲間の入学式を祝いました。
在校生は、新入生のために、歌のプレゼントをしたほか、
在校生を代表して5,6年生がお祝いの言葉を述べました。
  

新入生も、校長先生に名札をプレゼントしてもらったほか、
新しい学校生活に向けて「希望のことば」を一言ずつ、元気よく話すことが出来ました。
  

新入生が加わってから最初の1週間がすぎ、
本校は、新しい活気で満ち溢れています。
平成24年度も子どもたちがキラキラ輝く初等学校となるよう
温かく見守っていきたいと思います。